去る平成26年3月28日に開催された八重山ひまわり基金法律事務所の引継式に出席してきました。
ひまわり基金法律事務所は、日弁連などの援助によって弁護士過疎地域に事務所を開設し、交代制で所長弁護士を派遣していくものです。
この度、2代目所長である宮地理子弁護士が3年半の任期を終え東京に戻り、代わりに3代目所長である米元悠弁護士が東京から赴任してきました。引継式は、所長交代のお披露目のイベントです。
石垣市内のANAインターコンチネンタルホテルで開催され、日弁連・九弁連・沖縄弁護士会の関係者、東京や石垣の関係者など約80名が出席しました。
宮地弁護士は、3年半で1000件あまり(!)の法律相談を受けたとのことでした。
沖縄県の離島では初の女性弁護士だったこともあり、女性からの相談がかなり多かったと聞きました。
特にDV案件の相談が多く、相手方からの突然の来訪に備えて事務所のセキュリティーを強化したとのことでした。
その他にも地元の関係機関との連携を密にしたり、地元のFM番組に出演したりするなど八重山地区のために本当に大活躍をされていました。
その表れとして、引継式には多数の地元の関係者の方々が出席されていました。
みなさんが本当に宮地弁護士に感謝し、名残惜しそうにされておられたのが印象的でした。
2次会は民謡居酒屋に移動し、みんなで民謡にあわせて踊ったり歌ったりなど県外からのお客様に沖縄の夜を満喫していただきました。私自身も、3次会、4次会までお付き合いさせていただきました。
私自身も平成24年5月に宮古島ひまわり基金法律事務所を退任する際にこうした引継式を開催していただきました。
退任の挨拶では感極まって大泣きしてしまったことを思い出します。
いやあ、それにしても本当に盛大な式でした。
宮地弁護士、米元弁護士ともに挨拶もとっても立派でした。
改めて、退任する前任所長には、本当にお疲れ様でした赴任した新所長には、これから頑張って下さい、ただ、激務なので体調にはくれぐれも気をつけて下さい、というメッセージを伝えたいと思います。