沖縄弁護士会刑事弁護研修の講師を務めました。
2014年12月16日
先日、沖縄弁護士会刑事弁護委員会の若手弁護士向け研修の講師を務めました。今回、「捜査弁護の基礎」を担当させていただきました。捜査弁護における基本的な姿勢、特に新人弁護士が気をつけるべき点などを中心に講義をしました。捜査弁護においては何と言っても接見が第一であることや被疑者の方との信頼関係をどうやって構築するかについて、さらに反省文の書き方の実践も交えながら話しました。話をしているうちに熱を帯びてしまい、予定時間を少しオーバーしてしまったのは反省すべきところでした。
沖縄弁護士会には、刑事弁護に熱心な若手弁護士が多く、その活動実績には目を見張るものがあります。私自身もこの研修を通じて大変刺激を受けました。沖縄弁護士会刑事弁護委員会では、毎年若手弁護士向けの研修を年6回実施しています。その他にも、定期的に事例報告会や事例検討会,裁判員裁判研究会などを開催して、日々研鑽を積んでいます。
そして、こうした研修の度に新しい発見があります。弁護士の仕事は日々勉強していかなければならないということを痛感させられます。そして、こうした勉強を日々の業務に活かせるよう頑張って参ります。(寺田)