福祉専門職と弁護士の意見交換会について
2014年09月18日
先日、沖縄弁護士会館において、社会福祉士及び精神保健福祉士と弁護士との意見交換会を開催しました。沖縄弁護士会の業務対策・法律相談センター運営委員会及び高齢者・障がい者権利擁護委員会の有志(当事務所の川田弁護士もメンバーです)で準備を進めてきました。
当日は、私が司会を務め、30分ずつそれぞれの業務についての紹介をしていただき、その後は意見交換会という流れになりました。
やはり社会福祉士、精神保健福祉士、弁護士などが連携を取っていきたいという意見が多く、意見交換はかなり盛り上がりました。それぞれが普段どのようなことで悩んでいるかなどについてもお話いただきました。悩んでいることをどこに相談していいかわからず悩んでいるという意見もありました。弁護士からも気軽に弁護士を利用して欲しいという意見も出されていました。
こうした意見交換を踏まえて、情報交換や質問を気軽に出来るようにメーリングリストも立ち上げました。こうした意見交換の場を今後も定期的に設けていく予定です。
福祉の専門職の方々と弁護士が連携を取って問題の解決に当たっていくことの重要性を再確認することができました。それだけでなく、今度実際にどのようにして連携を取っていくかについても検討しているところです。
当事務所は、沖縄県内でも普段から高齢の方や障がいをお持ちの方からの法律相談などが多くある方だと思います。私たちが福祉の専門職の方々に教えていただくこともたくさんあります。それぞれの得意分野を活かして連携しながら、皆様が「幸せに生きる」ためのお手伝いができればと考えております。(寺田)