民暴山口大会に参加してきました。
2014年11月10日
先日、第81回民事介入暴力対策山口大会に参加してきました。全国から関係者が約600名近く参加しており、会場は満員となり、入りきれない方は別室対応というほどでした。
テーマは「ブラックマネーの剥奪」でした。日本の没収制度の現状と課題及び米国の没収制度について報告があり、大変勉強になりました。日本の没収額は年間約14億円であるのに対し、アメリカでは約4500億円というけた違いの差があるということにとても驚きました。
犯罪収益を剥奪することは、被害を回復することだけでなく、暴力団から資金を奪うことでその勢力を削ぐことにつながります。没収制度の拡充は、今後の暴力団対策の重要な課題です。今回の大会への参加を沖縄県内の暴力団対策に反映できるよう努力していきたいと思います。(寺田)